今まで、社会の成長を確実に支えて、築き上げて来た時代のリーダー達は、まぎれもなく団塊の世代でした。しかし、社会の成熟と共に彼らも成熟してゆき、今や最大の時代リーダーは、彼らのジュニアと言われる世代なのです。
生活・ファッション・遊び・アートなど、創造されてゆくものは全て、そのジュニア達が、彼ら達のために創造されていると言っても過言ではないでしょう。全く新たな生活フィールドを、何なく開拓してゆける柔軟な感覚を、生まれながらに備え持つ彼ら達と共に、新しい時代の夜明けを迎えています。
新たな夜明けが始まった今、山本建材の携わる都市空間にも、夜明けの陽光は差しています。ライフステージとしての都市空間の意味合いが台頭してきた今、現代のジュニア達の考える表面的なものだけでは、確実に底辺から崩れ落ちてゆきます。
都市空間には、長年培われてきた「基礎」がなければ成立しないのです。それが、山本建材が提唱する礎であり、その長年の礎を、常に考え持ち、新たに創造されてゆく都市空間の基礎として、守り続け、未来へつなげてゆかなければならないと考えています。
また、未来への継承を考えるとき、必要不可欠な要素があります。それは、まぎれもなく、私たち全てを育んできた自然。それは、未来の私たちの囲りをも優しく取り囲んでいるはずです。今まで、少し置き忘れてきた自然と私たちの共存を考え、共に未来へ向けて歩み続けなければならないということです。
自然との共存は、これからの都市空間の新しい枠組みです。機能性・合理性などを追求し続けた今までと違った考えを求めなくてはなりません。文明としての機能性・合理性だけでなく、自然との共存を考えなくてはなりません。なぜならば、今の私たちを育んできた自然こそ、何十億年続いた最大の機能性・合理性を知っているはずだから・・・。
そして、その自然は、これから先、未来へ向けて、ずっと私たちと一緒に暮らしてゆくのだから・・・。そして、未来の私たちへ、今のままの形で届けなければならないものだから・・・。
種子の中には、先人達の全ての記憶・経験が、遺伝子として保存されています。その遺伝子には、その種が出来て、成長し、改良され、進化し、発展してきた全てのノウハウがプログラム化されて、そして、安全に発芽出来るまで、堅い殻に守られています。それが種の保存であり、私たちの目指す礎の確立、保存継承もそんな大自然が何百年続けてきた種の保存と同じ考え、次代の新たなる夜明けへと続けてゆきたいと考えています。
今日まで受け継いできた全てのもの、それは自然であり、私たちの知識であり、礎として受け継いできたものは、新たな陽光と輝きを足してゆきながら、明日につないでゆかなければなりません。山本建材が今まで創り出し育んできた足跡こそが、私たちの礎であり、限りない未来へ向けて、その確かな礎を内に含んだ種を保存してゆくことが次代へ向けて出来ることなのです。


